きなこ in Bay Area

アジア系アメリカ人4世の旦那と結婚6年目。シリコンバレーで暮らしてます。ウェブデベロッパーになることを目指して奮闘中!

渡米後の鬱とホームシック

皆様おそばせながら明けましておめでとうございます!

今年もよろしくお願いします。

今回は渡米後の鬱とホームシックについて綴っていきたいと思います。

私は2021年の3月末に渡米をしました。

義両親との生活が始まり、文化と価値観の違いから度々衝突をしました。

おまけに仕事も免許もなく、だからと言って勉強をする気力もなく、私は義実家の飯炊きババアでした。

孤独と不安とストレスに苛まれる毎日。

日本から持ってきた持病の薬は切れそうで、同じ薬を処方してくれる先生も見つからない。

「あ、私もう終わったんだな」

もはや涙も出ないほど憔悴してました。

アメリカに来たことを何度も後悔しました。

どうして自らこんな道を選んでしまったのか。

最悪なことを何度も考えました。

薄暗い部屋の中で天井を一点に見つめながら

「自分は価値のない人間だから消えてしまった方が良い」

「日本に帰ったところで居場所もないし、良い恥さらしだ」

「こうなることは分かっていたはずじゃないか」と考えていたことを思い出します。

あとは一日中寝ていました。

眠くて眠くて仕方なかったのです。

寝てる時は唯一楽でした。

少しずつ生活が良くなり始めたのは夏頃からでした。

心の許せる友達ができ、アメリカでの生活が楽しくなりました。

私は地元の教会に説教的に通い、イベントにも参加しました。

気付いたら知り合いと友達が沢山できました。

今の仕事を紹介してくれたのも、教会で知り合って、今では頻繁に連絡を取ったり、遊んだりする子です。

人脈作りは海外移住において、とても大切なことだと気付かされました。

仕事が決まった時はもう、涙が出るほど嬉しかったです。

その後、義実家からアパートに引っ越し、旦那と猫二匹との平和な生活が始まると、自然とホームシックは0に近くなりました。(家族には会いたいし、日本食を爆食いしたい)

私の場合、日本に帰りたいと言うより、ただただ辛い状況から抜け出したかったんだと思います。

当時の私には「どうしたら生活が良くなるか?」と言うことは考えられませんでした。

そして義実家で暮らしてた頃、ひどい胃痛に悩まされてました。

冗談抜きで胃薬がお友達状態でした。一番酷い時は軽度の胃潰瘍になっていたと思います。 

引っ越した今では全く胃が痛くなりません。

精神的にも、肉体的にも、ここ数年の中で今が一番元気です。

本当に環境って大事ですよね。

でも私ひとりの力でどん底から這い上がれた訳ではありません。

周りの人達のサポートがあったからです。

感謝の気持ちをいつまでも忘れずにいたいです。

あと2か月ちょっとで渡米から一年。

今年はキャリアアップを目指したいです。

猫達の為にも今より広い家に引っ越したいので。(このへんは家賃がべらぼうに高い)

とは言え多くは望んでいないので、ただただ平和で健康な一年でありますように。

肩の力を抜いて、ゆるりと頑張ります。